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ダンカン:「人間なんて差別されたって区別されたって死にやしないよ。つまはじきにされたり、隅っこにやられても、そこで自分の得意分野を見つけて這い上っていく生き物なの。なのに『そんなことないよ。あなたは落ちこぼれではないよ』と声をかけて守ってあげようとする。そうすると『あ、そうなのか。このままでも平気なんだ』と、その子は思うわけ。本当は駄目だから、気をつかわれて端っこにやられているのに『このままでも大丈夫』と思ったまま大人になってしまい、そのまま世の中に出てしまう。そこで厳しい現実にドォオンとぶつかり壊れてしまうんだよ。世の中にうまく順応できなかったらそっぽむかれる。今まで『大丈夫』と言われていた子ほど社会から手の平返しの仕打ちをもろ受ける。その子にとったらさ、もっと早くはっきり言ってほしかったはずだよ。『あなたはビリです』『あなたは駄目だよ』って。そうしたら自分でなんとかしようと頑張れたはずなのに、そんなチャンスの芽も区別は駄目という大義名分で摘み取られちゃった。そんな子が世の中にいっぱいいるんだよ」
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